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カテゴリ: 陸上

【駅伝】青学大・原監督が箱根に提言 全国から出場可能に
 
1:2016/01/05(火) 14:32:39.67 ID:
青学大陸上部の原晋監督(48)が4日、伝統の箱根駅伝の改革私案を披露した。連覇から一夜明けた4日、都内で日刊スポーツの取材に応えた。

(1)出場校を全国に広げる(2)エンターテインメント性を高める(3)3月に実業団、大学、高校の選抜対抗駅伝の開催など。
陸上界の注目度を高め、人気スポーツの野球やサッカーに対抗しようという思いから大胆に提言した。

 連覇だけに満足しない。青学大の原監督は陸上界全体の発展のため、箱根駅伝の大胆な改革案をぶちあげた。

 原監督 大前提として国民的なイベントの箱根駅伝は陸上界の宝。競技人口を増やすため、五輪でメダルを取るためには、
箱根駅伝がカギを握っている。だからこそ、改革案は常に考えている。

(1)大会のオープン化       

 「関東の大学の大会ではあるが、もう関東の枠にとどめておけない状況。現在の20校にプラス10校は関東以外の大学を出場させる。
全国の大学が箱根への強化を始めれば、各地域には野球、サッカーのような少年チームが増える。地域活性化にもつながり、競技人口も増加する」

(2)エンターテインメント性の向上 

 ★シード権争いの盛り上げ 「優勝争いとともに注目を浴びるシード権争いを分かりやすくする。そのためにはできるだけ一斉スタートを減らす。
現行は往路でトップと10分以上遅れると一斉スタートだが、この時間を延ばす。今年でいうと3分延ばすだけで一斉スタートは12校から6校に減る。
そうすれば、見る人が分かりやすくなる」

 ★観客スタンド設置 「スタート、ゴール、中継所に設ける。見やすくする努力は必要」

 ★監督の手渡し給水の復活 「昨年から廃止されたが、選手のためはもちろん、観戦者のためにも復活させてほしい。
駒大の大八木監督の『男だろ!』など、監督の個性が出る。その言葉を見に行く人もいる」

 ★タスキ掛けの自由化 「肩から斜めにかける規則だが、首だけにかけてタスキをなびかせてもいい。タスキがなびくと躍動感がうまれる」

 箱根駅伝を盛り上げるため、新たな大会の設置も提案した。

 (3)高校、大学、実業団の対抗駅伝 

 「1月の箱根が終わると、10月の出雲まで駅伝がない。世間から話題を消さないためにも、3月に新たな大会をつくる。
実業団のニューイヤー駅伝の上位10チーム、大学は箱根のシード10校、高校生は選抜の1チーム。『真の日本一』
の大会は盛り上がるし、箱根に話題がつながる」

 もともと箱根駅伝は日本人初の五輪マラソン選手の金栗四三が五輪に通用する選手育成に発案した。
今回の提言は、この考えに通じている。原監督は「身体能力の高い子供を陸上界が獲得しないといけない。
そのためには箱根駅伝をもっといかさないといけない」と、最後に改革案の狙いを強調した。

http://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/1587981.html
【青学大・原監督、箱根駅伝の改革案を披露、「出場校を全国に広げる」等々→坂道に森脇健児を配置/むしろ日本橋から京都まで走れば】の続きを読む

【駅伝】毎年必ず出る「箱根不要論」 選手の健康を本気で考える時期に「世界に通用する選手が育たない」
 
1:2015/12/24(木) 10:10:07.90 ID:
スポニチアネックス 12月24日 8時14分配信

 正月恒例の箱根駅伝が目前に迫ってきた。毎年この時期になると必ず「箱根不要論」が聞こえてくる。「駅伝練習ばかりしているから世界に通用する選手が育たない」
「箱根に集中しすぎて燃え尽き症候群に陥ってしまう」など「不要論」の根拠は様々だが、とどのつまりは「箱根のせいでマラソンが弱くなった」ということだろう。

 マラソンの低迷と箱根駅伝の人気に因果関係があるかどうかはわからないが、個人的に1つだけ提案したいことがある。山上りの5区を走る回数を制限したほうがいいのではないかということだ。

 これまで「山の神」とあがめられた5区のスペシャリストは多いが、卒業後も活躍した選手はほとんどいない。
05~07年大会の今井正人(順大=現トヨタ自動車九州)しかり、09~12年の柏原竜二(東洋大=現富士通)しかり。

今年、3代目山の神を襲名した青学大の神野大地も2月に左大腿骨、6月に右すねを疲労骨折して苦しんだ。骨折の直接の原因はともかく、山上りダメージが影響していることは間違いないだろう。

 平地とは違い、酷寒の中で高低差860メートルもの天下の険に挑めば体に想像以上の負担が掛かる。
上りはもちろんつらいが、最後の数キロが下りになっていることが更に問題で、ここで一気に足への負担が増すのだ。

ダメージから完全に抜けきるには長期間の休養が必要だが、5区を走る選手はほとんどがチームの主力で、立場上いつまでも休んではいられない。
無理して走り、結果足を痛める。それでも走る、また故障。そんな悪循環を3年も4年も繰り返していたら、どんなに素質がある選手でもつぶれてしまう。
「昔も4年連続で5区を走った選手はいるじゃないか」という声もあるかもしれない。確かにそうだ。だが、昔と今ではタイムが違う。スピードが違う。その分、足へのダメージは比較にならない。
だからこそ、本当に選手のためを思うなら、4年間のうち5区を走れるのは1回か2回までに制限すべきではないのか。そうすることで選手の負担は軽減されるし、どの選手をどの区間に配置するかの妙味も増す。

 賛否両論はあるが、高校野球もようやく選手の健康に目を向けるようになってきた。
同じ人気競技の箱根も選手の健康を本気で考えるべき時に来ていると思うのだが、箱根ファン、そして箱根不要論者の皆さんの考えはいかがだろうか。(藤山 健二)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151224-00000069-spnannex-spo
【毎年必ず出る「箱根不要論」 選手の健康を本気で考える時期に「世界に通用する選手が育たない」→日本のすごく良い文化だから世界の人々もお正月に駅伝やれば?】の続きを読む

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