1: :2015/08/11(火) 11:02:58.74 ID:
【楽天】三木谷オーナー、独占インタビュー!現場介入は一体化の象徴
2015年8月11日8時52分
楽天の三木谷浩史オーナー(50)がスポーツ報知の単独インタビューに応じ、1軍打撃コーチだった
田代富雄氏(61)がシーズン途中で辞任し、「フロントの現場介入」が取りざたされている問題について、
初めて口を開いた。「現場介入というより、フロントと現場の一体化」と、今季から試行錯誤している球団方針を
明かした上で、シーズン終盤に向け、大久保博元監督(48)の「現場マネジメント能力」に期待し、
「それを成績に昇華できるか」と要望した。(取材・構成=酒井 隆之)
田代コーチの辞任でフロントの“現場介入”がクローズアップされたが、三木谷オーナーは、それを否定しなかった。
「介入というか、フロントと現場の一体化、協調ですね。一昨年は星野監督のカリスマ性と田中、マギーの活躍で
劇的な日本一になった。主力が抜けて昨年は最下位になった。今年は抜本的な球団の改革の年にしたいんです。
組織的なマネジメントとして、フロントと現場が一体となってコンシステンシー(一貫性)のある
野球のスタイルを構築しようと」
三木谷氏は、新規参入元年の本紙インタビュー(2005年1月1日付)でも、「現場介入しまくり、です」と発言している。
「球界の慣習では、これまでの監督は『現場はオレが仕切る』という感じだった。大久保監督は本質的な地頭が
相当いい人で、“球界の非常識”に取り組むというフロントの考えを柔軟に受け入れる姿勢がある。
それで監督に起用したんですから」
だが、田代コーチにはそれが伝わらなかった。
「プライドがあったんでしょうね。大久保監督も『オーナーが言ってるから』と水戸黄門の印籠のように
伝えてしまっていたところがあったと思う。若いコーチは分かってくれているので、
ジェネレーションギャップはあるかもしれない」
フロントが発案したものとしては、データを活用したトラックマンシステム※の導入、松井裕の抑え起用、
伊志嶺の捕手から内外野へのコンバート、超機動力野球など、現場と意見が一致して成功した例も多いと自負する。
「オープンディスカッションで合意してやっていますから、オーナーの“鶴の一声”で何かが決まることはないですよ。
立花社長も大久保監督も私の意見に反対することも多いし、それに強権発動して押し切ることは決してない。
まとまらなければ、現場の意見を尊重していますよ」
12年に就任した立花陽三球団社長(44)とは、田中のメジャー挑戦や大久保監督の昇格について、ぶつかり合った。
「球界の常識で言うと、フロントが現場に伝えても、なかなか『はい、そうですか』とはならない。
だから、オーナーが媒介しなくてはいけない。オーナーというのは常に悪者になるもんですよ。
野村監督の契約終了の時もそうでしたけど」
同じくオーナーを務めるJリーグの神戸では、監督解任劇を繰り返した経験がある。
「サッカーの場合は解任が普通ですから。解任しない方が『甘すぎる』と怒られたりする。
じゃあ極論すると、野球でもここで監督を解任するのか。それは違う。野球はサッカーと違って降格がないし。
(神戸の現監督)ネルシーニョは合理的な考え方をする人で、(フロントと)コンセンサス(合意)が
とれているので何も言うことがない」と、うれしそうに笑った。
大久保監督は続投の方向で考えているのか?
「やってきた野球は間違いではないと思うし、基本的にはそのままでいいかなと思う。
これからの成績が重要な判断基準になる。最終的には現場マネジメント能力を成績に昇華できるかでしょう。
故障者も帰ってくるし、よくなるんじゃないですか」
CS進出の可能性も視野に、終盤戦を見守っていく。
【※】軍事用のレーダー式弾道追尾システムを応用したもので、ボールの初速や回転など極めて詳細な数値を計測。
ゴルフなど他競技でも導入され始めている。
スポーツ報知 http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20150811-OHT1T50005.html
2015年8月11日8時52分
楽天の三木谷浩史オーナー(50)がスポーツ報知の単独インタビューに応じ、1軍打撃コーチだった
田代富雄氏(61)がシーズン途中で辞任し、「フロントの現場介入」が取りざたされている問題について、
初めて口を開いた。「現場介入というより、フロントと現場の一体化」と、今季から試行錯誤している球団方針を
明かした上で、シーズン終盤に向け、大久保博元監督(48)の「現場マネジメント能力」に期待し、
「それを成績に昇華できるか」と要望した。(取材・構成=酒井 隆之)
田代コーチの辞任でフロントの“現場介入”がクローズアップされたが、三木谷オーナーは、それを否定しなかった。
「介入というか、フロントと現場の一体化、協調ですね。一昨年は星野監督のカリスマ性と田中、マギーの活躍で
劇的な日本一になった。主力が抜けて昨年は最下位になった。今年は抜本的な球団の改革の年にしたいんです。
組織的なマネジメントとして、フロントと現場が一体となってコンシステンシー(一貫性)のある
野球のスタイルを構築しようと」
三木谷氏は、新規参入元年の本紙インタビュー(2005年1月1日付)でも、「現場介入しまくり、です」と発言している。
「球界の慣習では、これまでの監督は『現場はオレが仕切る』という感じだった。大久保監督は本質的な地頭が
相当いい人で、“球界の非常識”に取り組むというフロントの考えを柔軟に受け入れる姿勢がある。
それで監督に起用したんですから」
だが、田代コーチにはそれが伝わらなかった。
「プライドがあったんでしょうね。大久保監督も『オーナーが言ってるから』と水戸黄門の印籠のように
伝えてしまっていたところがあったと思う。若いコーチは分かってくれているので、
ジェネレーションギャップはあるかもしれない」
フロントが発案したものとしては、データを活用したトラックマンシステム※の導入、松井裕の抑え起用、
伊志嶺の捕手から内外野へのコンバート、超機動力野球など、現場と意見が一致して成功した例も多いと自負する。
「オープンディスカッションで合意してやっていますから、オーナーの“鶴の一声”で何かが決まることはないですよ。
立花社長も大久保監督も私の意見に反対することも多いし、それに強権発動して押し切ることは決してない。
まとまらなければ、現場の意見を尊重していますよ」
12年に就任した立花陽三球団社長(44)とは、田中のメジャー挑戦や大久保監督の昇格について、ぶつかり合った。
「球界の常識で言うと、フロントが現場に伝えても、なかなか『はい、そうですか』とはならない。
だから、オーナーが媒介しなくてはいけない。オーナーというのは常に悪者になるもんですよ。
野村監督の契約終了の時もそうでしたけど」
同じくオーナーを務めるJリーグの神戸では、監督解任劇を繰り返した経験がある。
「サッカーの場合は解任が普通ですから。解任しない方が『甘すぎる』と怒られたりする。
じゃあ極論すると、野球でもここで監督を解任するのか。それは違う。野球はサッカーと違って降格がないし。
(神戸の現監督)ネルシーニョは合理的な考え方をする人で、(フロントと)コンセンサス(合意)が
とれているので何も言うことがない」と、うれしそうに笑った。
大久保監督は続投の方向で考えているのか?
「やってきた野球は間違いではないと思うし、基本的にはそのままでいいかなと思う。
これからの成績が重要な判断基準になる。最終的には現場マネジメント能力を成績に昇華できるかでしょう。
故障者も帰ってくるし、よくなるんじゃないですか」
CS進出の可能性も視野に、終盤戦を見守っていく。
【※】軍事用のレーダー式弾道追尾システムを応用したもので、ボールの初速や回転など極めて詳細な数値を計測。
ゴルフなど他競技でも導入され始めている。
スポーツ報知 http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20150811-OHT1T50005.html
2: :2015/08/11(火) 11:03:19.89 ID:
◇田代コーチの退団劇 楽天は7月30日、1軍打撃コーチだった田代富雄氏(61)の辞任を了承したことを発表した。
5連敗を喫した同29日のソフトバンク戦(盛岡)後、球団は同コーチに2軍への配置転換を打診したが、
打撃不振の責任を取る形で自ら辞任を申し出た。コーチがシーズン途中に退団するのは極めて異例で、
「フロントの現場介入」が退団の一因などと様々な臆測を呼んだ。
◆三木谷 浩史(みきたに・ひろし)1965年3月11日、神戸市生まれ。50歳。
88年、一橋大卒業後、日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行。93年にハーバード大にてMBA取得。
96年にクリムゾングループを設立。97年、エム・ディー・エム(現楽天)設立。
04年にJリーグ・ヴィッセル神戸のオーナーに就任して、同年秋には楽天野球団を設立してプロ野球に
50年ぶり新規参入した。08年1月に楽天のオーナー職から退き、代表取締役会長。
12年8月に会長兼オーナーに再び就任。
5連敗を喫した同29日のソフトバンク戦(盛岡)後、球団は同コーチに2軍への配置転換を打診したが、
打撃不振の責任を取る形で自ら辞任を申し出た。コーチがシーズン途中に退団するのは極めて異例で、
「フロントの現場介入」が退団の一因などと様々な臆測を呼んだ。
◆三木谷 浩史(みきたに・ひろし)1965年3月11日、神戸市生まれ。50歳。
88年、一橋大卒業後、日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行。93年にハーバード大にてMBA取得。
96年にクリムゾングループを設立。97年、エム・ディー・エム(現楽天)設立。
04年にJリーグ・ヴィッセル神戸のオーナーに就任して、同年秋には楽天野球団を設立してプロ野球に
50年ぶり新規参入した。08年1月に楽天のオーナー職から退き、代表取締役会長。
12年8月に会長兼オーナーに再び就任。
3: :2015/08/11(火) 11:03:20.06 ID:
オーナーなんだから当たり前だろ
4: :2015/08/11(火) 11:03:43.98 ID:
【楽天三木谷オーナーの現場介入で「コンシステンシー」が注目される】の続きを読む
コン、、何だって?